2016年。
既に鏡開きを迎えた今更ではございますが、明けましておめでとうございます。

ひとつ前の記事がほぼ10ヶ月前という、筆不精とかそういったレベルをはるかに超越した放置ぶりを反省し、今年はブログ更新の頻度を「もう少しどうにかならないもんかね」という恥ずかしいレベルから脱したいと思っております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


それにしても暖かい冬です。どのくらい暖かいのか例えるなら、築140年になるであろうめっちゃ寒い家ですが、部屋でダウンジャケットを着なくても生きていける。築140年になるであろうめっちゃ寒い家ですが、冬にはほぼ毎日している洗濯機の水抜きを、今年はしなくても問題なく動く。築140年になるであろうめっちゃ寒い家ですが、室内犬の飲み水がまだ一度も凍っていない。そんな感じです。

まあ、それでも近いうちにこの暖かさに対する反動が起こり、大寒波がやってくるのか。。或いはこのまま暖かな日が続くものの、暖冬の定番「超ド級のドカ雪」がお約束通りやってくるのか。。このエリアは4月中旬でも普通に雪が降ることもありますので、油断は全くできませんが。。


そんな暖かくて雪の降らない冬ですが、先日今シーズンの初滑りに行ってきました。
at 富士見パノラマ。

ワタクシの学生時代はまさにスキーバブル全盛期。リフト15分待ちとか、板は身長+30cmだとか、ピタピタムチムチのスラロームパンツがオシャレだとか。そんな時代だったわけです。
当時はカッコだけはつけたかったので板は無理して長いものを使っていました。でも、短ければきっと操作しやすく上達もするだろうに、長くて操作しにくい板で滑ることが楽しくなくなり、加えてスラロームパンツだけは、自分の感性上「あり得ない」ものだったため、その後学生時代の終焉とともにスキーから離脱していきました。

時は流れ、移住後に完全オヤジ化した後でスノボにはまったワタクシですが、昨年辺りからスキー成長度が著しく急上昇してきたリコマルを見ていると、オヤジは思うわけですよ。「なんか一緒にスキーしたいかも」なんて。

んで。。
約25年ぶりくらいですが、板を買っちゃいました!
いや〜、それにしても板が短い短い!以前購入したものより40cmくらい短いかも。当時もこんな短い板が欲しかったな〜。
なんて思いとともに、ゲレンデへ。

さあリコマル、行くぞ!
昨シーズンは基本ボーゲンだけど、ターンも問題なくできていたな。
今シーズン初滑りはどうかな?


。。おい、なんか斜滑降させたら、板が揃ってきているんですけど。。

。。おい、スピードも。。かなり速いじゃないか。。

。。おいおい、ターンでも板が揃ってきているぞ!

なんだこの進化は。。。おいおいおい。


レッスンを受けた訳でもなく、前シーズン終了から9ヶ月が経過、もちろんイメージトレーニングなどする由もない。なんでこんなに上達するのか??
子供って凄いな、やっぱり。たとえ何もしていなくても、ただ「経過する時間がすべての成長の触媒」となっているようで。。

一方、オヤジにとって「経過する時間」とは、老化と忘却しか与えてくれないものなのだろうか。。筋肉も。細胞も。。神経も。。。
いくら板が短くなったとは言え、そこにはイメージ通りスキーをコントロールできない切ない現実が。。

夕暮れが迫る。アイスバーンとシャーベットの暖冬のゲレンデで、年齢による「経過する時間」が及ぼす価値と効果というものを、まざまざと実感してしまったオヤジなのでありました。

 
朝、FMから「春なのに」が流れる。
頭の中が、この歌が流行っていた時代に跳ぶ。
記念に下さいと言ってもらったものをなぜ捨てるのか。。
この歌詞を理解できなかった自分の青さを、ふと思い出す。
いや、ある意味、今でも本当に真意を理解できているのか怪しいかもしれないが。。


「春なのだ」
ここ数日の陽気は、この地の空気を一気にかき混ぜ、そして入れ替えてしまった。庭も北向きの日陰になっている場所に一部残雪があるものの、この陽気で殆ど融けた。まさに一気に融けた。ただこのエリアは5月に雪が降ることもあるので、まだまだ油断は禁物ではありますが。


そんな「春」の話をしているのですが、少し時間を遡って、まだ今よりもかなり雪が残っていた2月末の早朝のこと。庭からフォルテッシシモで啼く声が響く。いわゆるケーンケーン。というかキェ〜ンキェ〜ン。というかクワォ〜ンクワォ〜ン。。文字での表現は難しいが、音階でいうとD#あたり。多分。



そう、キジです。キジが庭を颯爽と縦断していたのです。雪の融けた始めた場所に芽吹くものがあったのか、はたまた早春に目覚めた虫を食しにきたのか。


でも、別にこの周囲ではキジなんて珍しくもない鳥。其処彼処で声を聞くことができる。
しかし、それはもう少し暖かくなってからの話かと。まだ雪が残るような時期にキジの声を聞いたのは初めての気がするのですが。。
それで、ふと疑問が生じた訳です。

キジってどうやって越冬するのだろうか?

渡り鳥ってこともないでしょう。大体、今回写真を撮ろうとして気づかれた時も、キジは飛ばずに走って逃げた。しかもその逃げ足はとてつもなく早かった。そう、キジが飛ぶ姿ってあまり見たことがない。故に海を渡るというのは全く想像できない。
では冬眠するのか?いやいや、鳥類ですからそんなこともないでしょう。
多分山の奥で静かに暮らしているんだと思いますが、果たして?

いずれにせよ、暖かくなるとどこからともなくやってくるキジ。
それが今年はまだ寒い季節にやってきたということは。。
・1今年の春は例年に比べて暖かい。
・2今まで冬場に餌を捕っていた環境に何らかの変化が生じた。
・3何だか分からないが、今年のウチの庭に美味なるものが溢れている。
こんなようなことが原因なのでしょうかね?


そしてその後も、気付いただけで今年はもう5回も庭にキジが出現している。ただそれがいつも同じ方なのか、他人なのか、ご親戚なのかは分からないが。。
それにしても思うのは、例えキジがあちこちに存在する暖かな季節でも、庭を優雅に闊歩する姿は見たことがない。ましてウチには犬がいるので、本来ならあまり近付きたくない環境だと思うのだが、それでもここまでいらっしゃるということは、キジは今年のウチの守り神なのかもしれない、なんて思ってみたり。。

いや或いはやはり、ただ「何だか分からない美味なるものが、我が家の庭にうじゃうじゃ生息している」というだけかもしれませんが。。
でも、それはそれで想像するとちょっと楽しい。



3月になりました。日中は暖かい日も増えてきましたね。そして日も長くなってきたな〜。
な〜んて思っていたら、3月初日は雪のスタートとなりました。。
それでも1,2月の真冬の雪と違い、雪質も水分をかなり含んでおり、それに融けるのも早いなあと。そんなところにもちょっとずつ新たな季節を感じることができる春の雪、といったところでしょうか。

そんな晴れた暖かな朝も、そして冷たい雪の舞う午後も、リコマルは今シーズンもゲレンデを滑走して致しております。


前シーズン、一日だけスキースクールに入ったのですが、スクールで教わったことが素晴らしかったのでしょう。今シーズンはスクールなどには入らずに完全に自己流で滑っておりますが、滑りがかなり進化しています。
恐怖感も全く無いようで、速いです。ギュンギュン滑ります。スピード出しまくりです。カメラ片手に滑っていると、もう追いつくのがやっとです。


やはり子供の吸収力というものは素晴らしい。。滑れば滑るほど上手くなるその様を見ていると、本当に羨ましくなります。。そして、その吸収力の原動力となる細胞と関節の若さ、そして神経回路の成長をまざまざと見せつけられる思いです。
新聞を持つ位置がやたら遠くなったり、午前中は枕の痕が消えなかったり、ちょっとしたキズが3ヶ月以上も治らなかったりという、四十路中盤の身には、それはそれは眩しい。


ああ眩しい。。
そんなことを考えながらふと空を見上げると、ああこの日は太陽が眩しい。。

でも、そこに不思議な虹が見えました。太陽の周囲に光のリング(=暈)ができ、その周囲にやはりリング状の虹があり、更にその円に接する反対向きの別の虹が等間隔に3つ。更にそこから少し離れた上の位置にも虹が1つ見えたのです。

リコマルが「綺麗だから写真撮れば?」と文化系の声。取りあえずスマホで撮影。
全く見たことのない現象だったので、もうちょっと眺めていたいし、色々な写真を撮りたいなあと思っていたのですが、すぐに「パ〜パ〜、もう行くよ〜」という体育会系の野太い声が響く。。
そんなわけで、あまりはっきり撮れてなかったのですが、こんな感じでした。。



翌朝「あれ、何だったのかね〜?」なんて話していたら、新聞に載っていました。またFMラジオでも話題になっていました。
どうやら「上部タンジェントアーク」と「環天頂アーク」という複数の現象が同時に起こったのではないか、ということでした。なんのこっちゃ良く分かりませんが、とにかく綺麗でした。

「文化系さん」が「体育会系さん」の出番をもう少しだけブロックしてくれたら、もう少し色々と観測や撮影ができたかもしれません。
が、これも神経回路の高速化という成長の証なのでしょうか。しかも自分の発言・行動に恐怖感がありません。ただ突っ走るのみです。

それも、眩しい。