空気の澄んだ、抜けるような秋の青空。
無彩色のコンクリートに這うように伸びた、赤く燃える蔦。
そして多様な緑。

もうそろそろ蔦の紅葉もピークを過ぎてしまいましたが、リゾナーレではこの連休くらいまで、色彩の絶妙なバランスが目を楽しませてくれました。

ですが、下に目を移せば。。。
このシーズンのお約束。

個人的には、こんな無機質なコンクリートと真紅の有機体との対比も悪くはないな、と。
このままにしておいて、この季節だけの雰囲気を醸し出すというのもいいのでは、と。

でも、うちのショップの前だけ落葉を放置するという訳にもいかず。。
毎朝10分ほど、落葉との対峙の時間。

この連休が落葉のピークでしした。毎朝45ℓのゴミ袋がいっぱいになります。
蔦は葉っぱと一緒に小枝部分も落ちるのですが、これが掃きづらくて結構大変。。
そしてどんなに綺麗に掃除をしても1,2時間も経つと、あちこちに赤い色彩が踊りはじめます。




そして天空にも色彩が踊る。

虹を渡る、虹を歩く、虹の橋を、Over the Rainbow。。。
世に虹を詠う詩、描かれた画は多いですが、どうにもちょっと大げさな。。と思ってました。

確かに虹はそうそう見られるものではない。それ故それを見たときは感動するものではあるのだが、実物はなんとも薄い色彩であり、とてもではないけれど、これを渡るというイメージは浮かばない。

加えて短時間しか見られない。なのでその儚さというものが、虹の存在を誇大化しているのではないか。そして上記のように表現された世の中のものを繰り返し感受することにより、我々に蓄積された虹のイメージは、さらに脳内で偶像化されているのではないか、と。


ですが。。。

先日、いきなり現れました。

こんなにも美しく、大きく、そして色彩のはっきりとした「濃い」虹を、生まれて初めて見ました。
慌てて近くにあったコンパクトカメラで撮影したのですが、このカメラでここまでくっきりと映った虹も初めてのこと。主虹だけでなく、副虹もちゃんと映ってました。(本当は八ヶ岳をバックに写真を撮りたかったのですが、移動したらもう消えてしまっておりました。)

虹の表現者の方々、すいませんでした。。
世の中にはこのような虹を見て、感動した方がいっぱいいるのだと、改めて感じました。偶像ではないですね。

八ヶ岳に移住して、空を見る機会は格段に増えたと思っていたのですが、まだまだでした。もっと上を向いて歩く時間を作りませんと、せっかくの大自然がもったいないですね。
もっと濃い、本当に渡れそうな虹をいつか見られたら。。空に想いを馳せて生活する。なんだか良いですよね。
でも、星を見ていて穴に落ちたという偉い哲学者もおりますようですから、上ばかりを見て歩くのには気を付けないと。何故ってこの辺は田んぼとか用水路とかあちこちにありますので。。命に関わります。


2,3日ほど前の朝の冷え込みったら、かなり刺激的でした。
朝、日の出とともに畑に向かう際、軽トラのフロントガラスがガチガチになってました。今シーズン初の「霜取り三角」(分かる人には分かりますよね)を使用しました。
そして早朝のブロッコリー収穫。夏と違ってこの時期になると成長は遅いので、収穫に追われるということは無いですし、直射日光や気温の上昇に注意することも無いので、それはいいのですが。。
とにかくブロッコリーが冷たいのです!例えて言うなら、釘が打てるくらいに凍ったバナナを握っているような。。
ずっと続けていると途中で手の感覚が無くなって麻痺するような。。ブロッコリーのかわりに指を2,3本包丁で斬ってもすぐには気が付かないんじゃないかと。。
しばし獄寒に包まれつつ作業を続けていると、やがて八ヶ岳から朝日が顔を出てきます。そして私の手と指は解凍されるのです。田舎で暮らしていると、太陽のありがたみが身にしみて分かる場面が多々あります。



ところで前回のブログを見ると、何だかタイトルに「春」という文字が。。
「かなり」、いや比較級「かなりer」ほったらかしにしておりましたが、久々に更新します。。



と言う訳で、秋です。
ショップの再繁忙期の夏が過ぎ、毎年疲れがどっと出る秋。体調を崩して「だめ人間」になりがちな秋。ですが昨年から開始した農業に関しては、秋、特に9月はまだまだ収穫の繁忙期。早朝からブロッコリーやパセリと会話する日々なのです。

でもさ、ちょっと疲れたよ、まじで。
「だめ人間」くらいなら良いけど、「病み人間」にはなりたくないよ。
ホントは明日、朝からパセリ収穫の予定なんだけどさ。。
相談しよう、そうしよう。
決めた。休んでしまおう。
ということで10月某日のある晴れた日、急遽遊びにいくことにしました。

信州を旅しようシリーズ!
今回行ったのは。我が家のフルーティアン娘たっての希望により。。
塩尻でぶどう狩り!



フルーティアン = リコマルはもちろんのこと、実はワタクシ自身もぶどう狩りは初体験。生まれて初めて(♪ for the first time in forever~ ♬)ぶどうの木の下に参ったのであります。だってあんまりぶどうを大量に食べたいなんて思ったことがないし、そもそもフルーツの食べ放題で元が取れるのか?という貧乏的発想もありまして。。でも、楽しそうな体験ではあるなあ、と。
で、今回うかがったのが塩尻にある原遊覧園。原村在住者には何だか親近感の沸く名前だという理由でこちらに決定!ちなみに気になる料金ですが、大人500円、3歳以上250円。まあこの価格なら、って言うかこんなに安いと思わなかった。更に塩尻ぶどう祭りのチラシ持参したら、入園料50円引、そしてぶどうのお土産付き!すばらしい!

能書きは良いからとにかく食べさせろ!ということで、リコマルと店長はがっつき気味。
一房食べ終わってから次の房をとるのですよ。残されたらお持ち帰りとなって別料金がかかりますよ。(農園スタッフ談)
分かっておりますが、ウチに限っては心配ご無用です。どうぞおがめいねぐ。


この日食べることができたのは「ナイアガラ」「ナイアガラレッド」と「コンコード」の3種類。期待していた長野パープルは残念ながら食べられませんでした。(まあ当たり前ですね。価格が違いすぎますから。)



ワタクシ個人的にはコンコードが好きかな。ナイアガラは酸味が強いですが、いわゆる昔からのなつかしいぶどうの味がしますよね。

それにしてもリコマルは、食べる、たべる、タベル〜。
この方、フルーツで育っていると言っても過言ではございません。







またこちらの農園では追加料金なしでリンゴ狩り、梨狩りもできます。残念ながら今回の時期ですとリンゴは無かったのですが、梨狩りができました。品種は二十世紀と秋月。

秋月って聞いたことの無い品種でしたが、美味しかったです。幸水のような甘みとみずみずしさがあり、一方で新高のようなざらつきと言うかワイルドさもある。市川出身なので梨にはちょいと詳しい(フリ)。

で、このブログを書くにあたりちょっと調べてみたら、この秋月は「新高」と「豊水」を交配してできたものに「幸水」を掛け合わせたもの、とのこと。おお〜、いい舌してんじゃん、オレ。


そんなわけで腹一杯でぶどう園を後にしたリコマル。
いや〜、もんのすごい食べっぷりでした。



さてその4,5日後、冷蔵庫に入れっぱなしになっていたお土産ナイアガラを食べてみると。。あれ、この前より甘くなってる。皮のはがれも良いじゃないか。う〜ん、ぶどうって収穫後に少し時間が経ったものの方が美味しいのか。。味に関して言えばぶどう狩りって??かな。

でも、でも、澄み渡った青空とぶどうの木のコントラストを目で楽しみつつ、太陽の下、自分の手で食すものを選び、そして食らふ。この体験は味以上に貴重なものがあると思う。何より楽しいし。
そしてこのお値段なら。いいです、ぶどう狩り。また行こう、ぶどう狩り。長野楽しい。信州万歳。


実はこのぶどう狩りの後も、まだ遊び小旅行は続くのですが、とりあえず今日はこの辺で。
まだブログ再会のリハビリ中なので。。
次回に続く。

つい2日程前、家の前の桜が満開になりました。

東京とは1ヶ月の春来の差。
それでも今年は、例年より少し早い開花かな、と思います。



そして例年のように同時期に、庭の梅も咲き誇ります。




そこに今年は新顔も!

3年前に植えたサクランボの苗木に、この春ようやく花が咲きました。
今年こそサクランボができますでしょうか?




春の訪れと同時に、今年も農作業がスタートしています。
昨年は初めてのこと、そして分からないことが多すぎて、全ての面において「あたふたドタバタ」していたため記録も殆ど残せていなかったので、今年は色々と途中経過を記録していこうと思っています。

そんな訳で、まずはブロッコリー。
4/25にプラグポット18枚、苗数にして約2,300苗を購入。



これらを4/28,29に、昨年から開墾してきた新規の畑に定植。

結構きれいに並んだでしょ?
ただその分、ワタクシの腰は破壊されました。
でもまた、5/5と5/15にそれぞれ18枚ずつ苗がやって参ります。
もうこれ以上、我が腰が爆発しつくしてしまわないよう、お祈り申し上げます。。

それにしても予報通りの雨に一安心。ずっとカラカラでしたので、このままだと定植時にかなり散水しなければだめかなと思っていたので、まさに恵みの雨でした。




綺麗に並んだといえば、GWのリゾナーレ。そう、花の絨毯 = インフィオラータ です。
今朝4/30の早朝より、雨の中で作って参りました。
ブロッコリーにとっては恵みの雨でしたが、こちらにとっては恨めしい雨。下絵に水がたまってしまって花びらが浮いてしまったり。。
風がさほど強くなかったのがまだ幸いでしたが、なかなか厳しい状況での作業となりました。

そして4/30で全長の半分まで完成。

今日は霧が立ちこめて霞んでしまっていたのですが、それがかえって幻想的な趣。素敵です。

今年はインフィオラータ10周年ということで、今までの歴代のデザインを並べるという手法で、長〜い絨毯を制作しております。
明日(もう本日ですね。。)5/1も早朝から残り半分を制作してきます。
お天気も回復しそうなので一安心。明日からは雨上がりの群青の空の下で綺麗なお花が浮かび上がると思います。是非遊びにいらして下さいね!